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愛媛で子育てするなら知っておきたい支援制度【2026年度版・移住検討中の方にも】

愛媛
2026.06.02

「のびのびした自然のなかで子育てしたい」「東京の暮らしから移住も考えたい」――そんな気持ちに、愛媛県の子育て支援はしっかり応えてくれます。県全域で使えるパスポート、紙のまちならではの企業連携、移住×子育てのワンストップ相談まで。愛媛ならではの仕組みをまとめてご紹介します。

1. 妊娠中から使える「パパママ&愛顔の子育て応援パスポート」

妊娠中〜18歳未満の子どもがいる世帯なら、誰でも持てる県発行のパスポート。協賛店で割引やプレゼントなど、子育て世帯向けの特典が受けられます。2016年からは全国共通展開になっているので、帰省先や旅行先の協賛店でも使えるのが嬉しいポイント。

2. 紙のまちならではの「愛顔(えがお)の子育て応援事業」

愛媛県には、ユニ・チャーム、大王製紙、カミ商事という大手紙おむつメーカー3社の本社・工場があります。この強みを活かし、県と企業が連携して赤ちゃんの紙おむつなどを支援するのが「愛顔の子育て応援事業」。松山市では「愛顔っ子応援券」というかたちで支給され、市内の協力店舗で紙おむつや育児用品と交換できます。

毎日消費する紙おむつが現物で届くのは、家計にも気持ちにも大きな安心。地元産業と行政がタッグを組んだ、愛媛ならではの取り組みです。

3. 産後ケアは市町と連携してサポート

出産後1年未満のお母さんと赤ちゃんを対象に、ショートステイ・デイサービス・アウトリーチ(訪問)型の産後ケアが受けられます。実施は各市町。松山市など主要市町では、独自の妊婦支援給付金(旧・出産子育て応援金)や、不妊治療の先進医療費助成にも力を入れています。

4. 子ども医療費助成は市町ごとに違うけれど、松山市は18歳まで

県の基準に、市町が上乗せをするかたちで運用されています。たとえば松山市は令和5年12月から助成範囲を拡大し、0歳〜18歳到達年度末まで、入院・通院ともに保険診療自己負担分を助成。市内医療機関なら受給資格証の提示で窓口無料、県外受診は償還払いとなります。お住まいの市町ごとに条件が違うので、転居・里帰り前にチェックしておきましょう。

5. 多子世帯・ひとり親世帯の支援も充実

幼児教育・保育の無償化(3〜5歳全世帯/0〜2歳非課税世帯)は全国共通ですが、松山市では認可外保育施設に通う第3子以降(3歳未満まで)の保育料軽減もあります。ひとり親家庭への児童扶養手当は令和7年4月時点で児童1人月額46,690円。県には24時間チャットボットで相談できる「ひとり親家庭ワンストップ相談窓口」もあり、生活・仕事・心のサポートをまとめて受けられます。

6. 移住×子育てを後押しする仕組みがそろっている

東京23区から県内7市(今治・宇和島・新居浜・西条・大洲・四国中央・西予)へ移住する世帯には、「愛媛県移住支援事業」の支援金が出ます。さらに、子育て世帯(中学生以下と同居)が古民家などをリフォームするときに使える「移住者住宅改修支援事業」も。費用は県1/3・市町1/3・移住者1/3負担なので、本人の持ち出しはぐっと小さくなります。

東京・大阪には「えひめ移住コンシェルジュ」が常駐。住まい・仕事・保育園の不安をまとめて相談できます。

7. 子育ての相談先は市町・県・専門機関が揃っている

市町ごとの家庭児童相談窓口、県の児童相談所(福祉総合支援センター/中央・東予子ども女性支援センター・南予子ども女性支援センター)、女性相談支援センター、ファミリー・サポート・センターなど、目的に応じて選べる相談先が用意されています。松山市には「こども家庭センター」もあり、妊娠期から子育て期までを切れ目なくサポート。

まとめ:自然と地域力と行政支援の「三位一体」

愛媛での子育ては、瀬戸内の穏やかな気候、温かい地域コミュニティ、そして県と市町が連携した支援制度の三つがそろっています。「子どもをのびのび育てたい」「東京の暮らしを見直したい」と考えている方は、まずパスポートの取得や移住コンシェルジュへの相談から、はじめの一歩を踏み出してみてください。

【参考URL】

・パパママ&愛顔の子育て応援パスポート
https://www.pref.ehime.jp/page/7112.html

・愛顔の子育て応援事業
https://www.pref.ehime.jp/page/7121.html

・産後ケア事業(愛媛県)
https://www.pref.ehime.jp/page/92849.html

・子ども医療費助成(松山市)
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/fukushi/jido/kodomoiryou.html

・幼児教育・保育の無償化
https://www.pref.ehime.jp/page/7060.html

・児童扶養手当(愛媛県)
https://www.pref.ehime.jp/page/7045.html

・愛媛県移住支援事業
https://www.pref.ehime.jp/page/106104.html

・移住者住宅改修支援事業
https://www.pref.ehime.jp/page/3664.html

・ファミリー・サポート・センター
https://www.pref.ehime.jp/page/7107.html

※本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。市町によって対象・金額・申請方法が異なります。詳細は愛媛県および各市町の公式サイトでご確認ください。